遺品整理業者の費用相場は?料金形態や見積もり金額の決め方を解説
遺品整理は、自分で行うと負担が大きいので、専門業者に依頼することもあるでしょう。しかし、初めて業者に遺品整理を依頼する際は、費用相場や見積もりの仕方など、料金についてわからないことが多く、事前に詳しく知りたいと思うものです。そこでこの記事では、遺品整理を業者に依頼する時の料金形態や費用相場、見積もり金額の決め方などを解説します。
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遺品整理業者の料金形態について
遺品整理業者の料金形態について、以下の2つより解説します。
- 料金に含まれる作業内容
- 料金に幅がある理由
料金に含まれる作業内容
遺品整理を業者に依頼する際、料金に含まれる作業内容は以下の通りです。
- 遺品の仕分け
- 不用品の処分
- 買取品の査定
- 建物の養生
- 作業後の部屋清掃
業者によって変わることもありますが、通常は上記の作業が料金に含まれています。これら以外の作業を依頼する場合は、オプションという形になり別途料金が発生します。
料金に幅がある理由
遺品整理を業者に依頼する際は、以下の理由で料金に幅があります。
- 遺品の量が多い
- 建物の立地が悪い
- マンションにエレベーターがない
- 高額な買取品がある
遺品の量が多いと、作業人数と作業時間が増えるため、料金が高くなります。建物の立地が悪い場合やマンションにエレベーターがない場合も、時間がかかるので割増料金になることが多いです。しかし、買取を依頼する遺品に高額なものがあると、査定額の分が値引きされるため、料金が安くなります。
遺品整理業者の費用相場
遺品整理業者の費用相場は、部屋の広さによって、以下のように相場が決まっています。
部屋の広さ |
料金相場 |
---|---|
1R・1K |
3〜8万円 |
1LDK |
10〜20万円 |
2LDK |
15〜25万円 |
3LDK |
20〜30万円 |
上記は相場なので、作業量によって価格は前後します。実際の費用を知りたい場合は、訪問見積もりを依頼して、部屋の広さや遺品の量、建物の立地などを業者に見てもらうと良いでしょう。
遺品整理業者の見積もりの決め方
遺品整理業者の見積もりの決め方は、以下の4つです。
- 部屋の広さと作業量
- 不用品の種類
- オプションサービスの有無
- 建物の利便性
部屋の広さと作業量
遺品整理業者は見積もりの際に、部屋の広さと遺品の量を確認します。部屋が広いとその分作業量が増えるため、料金は高くなります。しかし、部屋が広くても、遺品の量が少ない場合は安く見積もりすることもあるので、価格を抑えたい時は不用品をあらかじめ処分すると良いでしょう。
不用品の種類
見積もりの際は、不用品の処分にコストがかかるかどうかを確認します。家電や大型家具など、有料の処分品がある場合は、見積もり金額が高くなります。一方、高額買取が期待できる骨董品などがある場合は、査定額を値引きするため、安く見積もりすることも多いです。
オプションサービスの有無
料金に含まれる作業以外を依頼すると、オプション料金がかかります。オプションには、エアコンの掃除や家屋の解体など様々なものがあり、料金は業者によって異なります。基本作業にプラスしたい場合は、業者のオプション一覧から価格や内容を確認して依頼しましょう。
建物の利便性
訪問見積もりの際は、建物の利便性も確認します。建物と駐車場が遠い、駐車場までの道が坂になっているなど、作業に時間がかかる場合は料金を高く見積もります。また、駐車場が有料の場合も別途費用がかかるので、建物の利便性によって価格は前後すると覚えておきましょう。
遺品整理の費用は部屋の広さなどで異なる
遺品整理を業者に依頼する際は、部屋の広さによっておおよその相場が決まっています。しかし、部屋の広さによる相場は目安なので、実際の見積もりの際は、作業量や処分品の種類などを把握した上で金額を決めます。作業量が多いほど料金が高くなりますが、費用を抑えたい場合は、複数業者から相見積もりを取って価格交渉をするなどの工夫が大切です。
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