遺品整理の流れは?業者への依頼方法と当日の作業手順を解説
遺品整理をする時は、専門業者に依頼すると作業がスムーズで手間もかからないです。しかし、初めて業者に依頼する時は、どのように依頼するのか、作業の流れはどうなるのかなど、わからないことも多くあります。そこでこの記事では、遺品整理業者に依頼する方法や、作業日当日の流れについて解説します。
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遺品整理を業者に依頼する時の流れ
遺品整理を業者に依頼する時は、以下の流れで進みます。
- 問い合わせ
- 見積もり
- 契約
問い合わせ
まず、業者のホームページを確認して、電話やメール、専用フォームから問い合わせをします。その際、希望の日程や作業範囲、遺品の量などを聞かれるので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
見積もり
遺品整理では、正しい見積もりを行うために、現場調査をすることが多いです。現場調査では、以下の項目を確認して、見積もり金額を教えてくれます。
- 部屋の広さ
- 遺品の量
- 有料処分品
- 買取品の査定
- 作業に必要な人数と時間
- 建物の立地
- 搬出ルート
業者によって確認する内容は変わることもありますが、通常は上記を確認します。現場調査と見積もり作成は、おおよそ1時間程で終わりますが、オプションなど他にも質問したいことがある場合は、若干時間が長くなる可能性があります。
契約
現場調査が終了すると見積もり書を貰えるので、内容を確認して納得できたら契約になります。納得できない場合や時間を置いて考えたい場合は、後日の契約でも大丈夫なので業者にその旨を伝えましょう。遺品整理は業者によって価格が変わることも多いので、納得してから契約を結ぶことが大切です。
遺品整理の当日の流れ
遺品整理当日は、以下の流れで進みます。
- 作業の準備
- 遺品の仕分け
- 遺品の搬出
- 現場清掃と確認
- 料金の支払い
作業の準備
当日は作業を始める前に、養生テープやマットなどを使い、建物を傷つけないように保護します。集合住宅の場合は、エレベーターや階段、廊下、エントランスなどの共用部も保護してくれます。準備が終わったら、しっかり保護できているか確認して作業を始めてもらいましょう。
遺品の仕分け
作業当日は、業者が遺品を以下の3つに仕分けします。
- 残すもの
- 処分するもの
- 買取査定を行うもの
あらかじめ捨ててはいけないものを伝えると、業者がそれに従い仕分けします。処分するものは、可燃や不燃、資源などの分別作業までしてくれるため、こちらからゴミの分別をする必要はありません。仕分けが全て終了したら、買取品の査定を始めます。
遺品の搬出
遺品の仕分け終了後は、処分品と買取品の搬出作業をします。その際、仕分け後の遺品に間違いがないか、最終確認をしましょう。確認が済んだら、残りの搬出作業は業者が請け負います。
現場清掃と確認
遺品の搬出後は、床や水回りなどの清掃作業を行います。清掃作業では部屋を綺麗にしますが、エアコン清掃や害虫駆除などの特殊な依頼をする場合はオプションになるので、見積もりの際に確認しておくと良いでしょう。また、準備の際に使った養生テープやマットなども、この時に撤収します。清掃が済むと、業者から声をかけられるので、部屋が綺麗になったか確認をして作業終了です。
料金の支払い
作業後は、業者に料金の支払いをします。業者によって支払い方法は様々で、近年は、現金やクレジットカード、振込、電子マネーなどを選べることが多いです。自分に合う方法で支払いをしましょう。
事前に流れを理解して遺品整理をスムーズに進めましょう
遺品整理を業者に依頼すると、自分で行うよりもスムーズに作業を進めてくれるため、手間や時間がかかりません。どこの業者に依頼をしても、作業の大まかな流れは変わらないので、事前に流れを把握しておくと、当日の作業をスムーズに進められるでしょう。