遺品整理で出た遺品は、買取を依頼すると高値が付くものがあります。しかし、値段の付かない物も多く、素人には何が高額になるかわからないので、売れやすい物が事前に知れたら便利でしょう。そこでこの記事では、高額買取が期待できる遺品をご紹介するとともに、高値が付きにくい遺品や、買取での注意点を解説します。

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高額買取が期待できる遺品

高額買取が期待できる遺品を、8つご紹介します。

1. 貴金属
2. ブランド品
3. アンティーク・骨董品
4. カメラ
5. 着物
6. お酒
7. コレクション品
8. 古本

貴金属

金・銀・プラチナ・宝石などの貴金属は、価値が下がりにくいので、高額買取が期待できます。付属のチェーンや土台が古く売れるか不安でも、貴金属の部分を見て査定するので持っていくと良いでしょう。

ブランド品

現在でも人気のあるブランドのバッグなどは、高値が付きやすいです。古いデザインの方が人気のブランドもあるので、年代物でも査定してみると良いでしょう。買取の際は、状態が良く、保存袋などの付属品があるとなお良いです。

アンティーク・骨董品

アンティーク家具やインテリア雑貨、食器、壺、焼き物などの骨董品は、有名デザイナーや有名ブランドのものであれば、高値が付きやすいです。食器や壺は、欠けのないものだと売れやすくなります。

カメラ

一眼レフや高性能デジタルカメラなども、高値が付きやすいです。近年は、フィルムカメラが流行しているので、古くても査定してみると良いでしょう。買取の際は、レンズやモニター部分に傷がなく、付属品なども揃っていると高額になりやすいです。

着物

着物は、有名な織物であれば高価になりやすいです。しかし、大量生産の安価な織物の場合、高値が付くことはほとんどないので注意しましょう。買取の際は、数着まとめて売るほうが値が付きやすいです。

お酒

年代物の洋酒や日本酒は、高値になることが多いです。ワインや日本酒には期限がないので、売れるかわからない場合も査定してみると良いでしょう。しかし、安価で賞味期限のあるお酒は、ほとんど値が付かないため処分した方が良いです。

コレクション品

以下のコレクション品は、高値になることが多いです。

• 記念切手
• 昭和のおもちゃ
• プレミア付きのフィギュア

記念切手は販売が終了しているため、コレクターの間では高値で取引されます。また、ブリキを使った昭和のおもちゃや、プレミア付きのフィギュアなども高値になる場合があります。

古本

絶版のコミックや有名作家の初版本などは、高値が付くことがあります。また、現在も販売している小説本などはほとんど値が付きませんが、大量にあると処分するのが大変なので、古本買取に出した方が負担が少ないでしょう。

高値が付きにくい遺品

高値が付きにくい遺品は、以下の2つです。

1. 家具
2. 古い家電

家具

家具は、有名デザイナーの作品なら高値が付くこともありますが、ホームセンターなどで安価に販売されている家具は値が付きにくいです。しかし、大型家具は処分の際に有料になることが多いので、お金を出して捨てるくらいなら、買取店に持ち込むのも良いかもしれません。

古い家電

家電は、新型のものであれば高値になりますが、購入してから数年経っている場合、すでに型落ち商品なので値段が付きにくいです。洗濯機や冷蔵庫などの大型家電は、買取店に持ち込みするのも大変なので、処分した方が良いでしょう。

遺品を買取に出す際の注意点

遺品を買取に出す際の注意点は、以下の2つです。

• 家族への相談
• 買取店選び

家族への相談

遺品は勝手に売却してしまうと、親族間でトラブルになることがあります。そのため、売却の前に家族や親戚に相談しましょう。遺品は、最終的には相続した人のものになりますが、親族の気持ちや今後の関係性にも関わるので、トラブルにならないよう話し合いを行うことが大切です。

買取店選び

買取を行うお店は多いので、売却の際は店選びが重要です。中には、適正な査定をせずに買い叩くところもあるので、実績やスタッフがきちんとしている店を選ぶ必要があります。

遺品の買取は計画を立てて行いましょう

遺品は、大量にあると処分するのが大変なので、買取を依頼することも多いです。中には、高額買取になる場合もあるので、売れるかわからないものでも一度査定してみてはいかがでしょうか。遺品の買取は、実績や口コミなどでお店を調べるなど、計画を立てて行いましょう。